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学校のてぬぐい

学校のてぬぐい

昨日、娘の通う高校で文化祭があり、そこでてぬぐいを買った。高校オリジナルのてぬぐいであり、当然のことながら校外では売っていない。このてぬぐいの存在を知ったのは一年前、学校見学会の日だった。そのときも「欲しいっ!」と強烈に思ったけど、買えなかった。その頃の娘の学力では行けるかどうかわからない高校だったので、買ってしまうと悲しい思い出になってしまうから。

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その高校を受けると決めてから、娘は確かによく勉強していた。

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しかし、最後の最後まで不安の種は尽きなかった。よその子はもっと勉強しているのではないか、いくら過去問やっても試験の傾向がガラリと変わったら対応できないのではないか等々……。

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試験の前日には上履きを中学校に忘れてしまい、気づいたときはもう夜だったので、閉店間近のイオンに慌てて買いにいったりした。娘には何も言わなかったけど、心の中では「むお〜!前日に何やってんだ〜!」と叫んでいたのだ。

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そんなこんなで決して盤石の備えで試験本番の日を迎えたわけではなかったのだが、

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三日後には合格の証を受け取ったのだった。娘には「本人より親の方が喜んでいる」と呆れられたが、そりゃそうだ。本人よりも心配していたのだから。

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というような経緯があったので、昨日は学校に着いたらすぐにこのてぬぐいを買った。

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そう、これ欲しかったんだ。

張り込み中

三毛猫

よお、張り込みご苦労さん!

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で、どうだ?何か動きはあったか?

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ああ、あれが最近おまえの縄張りに侵入してくる野良猫ね…。まだ小さいじゃん。

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あ、見てるだけなの?

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威嚇するなり何なりすればいいじゃん。黙って見ているだけだから侵入されるんだよ。

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おまえがブチ込まれているようにしか見えないのだが。

イタリアンパセリのポタージュ

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ここのところ、暖かい日が続いていたせいもあるのだろう。気がつけば庭のイタリアンパセリが密林状態になっている。このまま放っておくと花壇一面を占拠されてしまいそうなので、少々間引いておくことにする。

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問題は抜いた葉をどうするかということ。ただ捨ててしまうのではもったいない。何かの料理に使いたい。ところが、「イタリアンパセリ 大量消費」で検索してみても「これだ!」という料理にはなかなか巡り会えない。じゃあ、あれだ。やっぱりポタージュにしてしまおう。思い立ったら即実行。では調理開始!

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材料は、タマネギ、ジャガイモ、ニンニク、チキンブイヨン、そしてイタリアンパセリ。あとは生クリームと塩少々。ネコに度々邪魔されるという障害を乗り越え、ポタージュは完成した。

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さて、口に入れてみると、予想に反し青臭さやエグみはほとんど無い。でも、舌にちょっと痺れるような感覚が残る。これはちょっと好みの分かれるところかもしれない。

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そうは言ってもワタシ自身は好きな味である。うちの家族も美味しいと言って完食してくれた。

七草

大根

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今日は1月7日なので、

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人間は七草粥を食す。

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そして猫は、

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生臭粥を食す。

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好きなんだよねえ。

正月っぽい

豆絞り

夜、妻と娘が一緒に何かを作り始めた。

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何を作っているのかと思ったら松前漬けだった。娘のたっての希望だそうだ。

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うちはクリスマスの前に正月が来そうな気がする。

アンモニアでスーツのテカりを取る

実験

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着慣れているスーツにテカりが出てきた。これを見ると本当にがっかりする。

今まではどうしようもないものなんだと諦めていた。でも、何とかならないかと思って調べてみると、アンモニアでテカりを取る方法があるというではないか。アンモニアには繊維を膨張させる効果があるので、圧をかけられてツルツルになった繊維が元に戻るんだとか。

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そういうわけで試してみようと思い立ち、まずはアンモニア水を調達してくる。実はここが一番の難作業で、要するにアンモニア水を置いている薬局がほとんど無いのだ。何件か探し回ってやっとこれを見つけた。

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アンモニア水1に対し、水4を加えてよく混ぜ、スプレーボトルに詰める。今回はご覧の通りの小さなスプレーボトルに詰めた。大量に作って処分に困るようなことがあると嫌だし、お試しということもあったので、まずは少しだけでチャレンジ。

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テカっている部分にティッシュを乗せてアンモニアスプレーを噴射する。アンモニア臭は多少するが、悶絶するほどではない。

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そこに当て布を当てて、低温でアイロンがけ。スチームは使わない。

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処理後のスーツを見てみると、多少はテカりが落ち着いたような気がする。まだまだ研究の余地がありそうだが、とりあえず効果はあるようだ。

一番心配していたのは、染みにならないかとか、変な臭いが残らないかということ。今回やってみた限りではこれらについては問題無し。ただし、染みなんかは生地の素材や色によって違う結果になるかもしれないので、まず目立たないところで試してからにした方がいいのかも。

それにしてもアンモニア水を常備している薬局の少なさよ。かと言って通販でまとめ買いする気にもならず……。

絶好調

三毛猫

家に帰ってみると、ミケケがなぜかハイテンション。ニャーニャーニャーニャー鳴いている。

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声もうるさいが動きもうるさい。しかもやたらと挑発的でご飯を食べているワタシの足にネコパンチをしてくる。

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少々威嚇してやったら物陰に身を潜めた。しかしながら、

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どうやらこれで完全に身を隠したと思っているようだ。上半分が丸見えで中途半端すぎるのだが。「頭半分隠して尻半分隠さず」というのか、「残尿感あふれる隠れ方」というのか……。

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日昇りて駅遠し

バス

「健康のためにバス停はひとつ手前で降りて歩きましょう」などというご指導を見かけることがある。

ひとつ前

しかし、これはいざやろうとすると結構難しい問題があるのだ。

朝のせわしい通勤時間帯、バス車内も道路も混んでいる状況で「すいませ〜ん、降りま〜す」とやると、結構な時間のロスになる。どうしても降りなければいけない理由がある人はしょうがないとして、健康のために降りるのだとすると、「何であんたの健康増進に巻き込まれんといかんのか」と周囲の反感を買うこと請け合い。まあ、健康のために降りるとわざわざ宣言する人もいないだろうが、そうでなくても満員バスの中を掻き分けて降りようとする人には、他の乗客は冷たい視線を浴びせるものなのだ。

大宮駅西口に向かうバスの場合は少々事情が異なっていて、

バスターミナル

バスターミナルは駅舎に隣接する形であるのだが、朝の通勤時間帯はここまで乗せてくれない。

降車専用

駅ロータリーの入り口付近に降車専用のバス停があって、そこで否応なく降ろされてしまう。それでもロータリーで立ち往生するよりはましなので、これは受忍限度内。

実際

しかし、実際はさらに手前で降ろされてしまうことが度々ある。地図上だと大した距離に見えないが、そりゃあんた、駅舎がでかいからそう見えるのであって、

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体感的にはかなり距離があるように感じるのだ。また、駅舎に入るためにはペデストリアンデッキの階段を登らなくてはいけないので、「ひとつ手前のバス停で降りる」程度の運動はこなしているのではないかと思っている。

たまに電車に乗り遅れまいと全速力で走っている人を見かけることがある。おそらくは大宮駅始発の電車をつかまえて座っていこうとしているのだ。でも、朝からあんなに猛スピードで走ったら、座ることができてもかえって疲労感が増すのではないだろうか。

トマト

トマト

何かこわいぞ。

それを言うなら放射状

「線」を入れちゃダメだろ。

ラーメンガイド

豆絞り

JR恵比寿駅に英語で書かれたラーメンガイドが置いてあった。外国人観光客向けのものだろう。

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ラーメンも観光として括られるようになったんだねーとしげしげと眺めていると、

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なぜか杉並アニメーションミュージアムが紹介されており、そこにラーメン好きの小池さんのイラストが!これ、外人に伝わるのか?

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調べてみると、杉並アニメーションミュージアム館長の鈴木さんは、小池さんのモデルになった人なのだそうだ。ああ〜、そういうことだったの、なるほどね〜。いや、それでもこれ、外人に伝わるのか?

ひつばれる糸まつすぐや甲虫

豆絞り

中学3年生の娘が国語で近代俳句を習っている。その中に高野素十の「ひつばれる糸まつすぐや甲虫」という句があった。

ネットでこの句の意味を調べてみると、カブトムシに糸を括り付けるというのは「子供のイタズラ」と解釈しているものがあった。それにはちょっと違和感を覚えた。

ワタシが幼い頃、子供の学習雑誌の7月号とか8月号には「かぶと虫は力もち!」などというタイトルで、カブトムシが紙製の台車を引く写真がデカデカと載っていたものだ。夏休みの自由研究でカブトムシがどれくらいの重さの荷物を引っ張れるかという実験をしてくる子もいた。カブトムシに糸を括り付けて荷物を乗せた台車を牽かせる行為は、どちらかというと理科の勉強を兼ねた高尚な遊びと捉えられていて、イタズラなどという後ろめたいものではなかったのだ。

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もとより、今の子はそんな遊びはしない。でも、図書館にある古い子供向けの本を見れば台車や荷物を引っ張るカブトムシの写真やイラストが山ほどあるはずなので、高野素十の句もぎりぎり「ああ、わかるわかる」という感覚なのだろうな……。そう思って自説を検証すべく図書館の子供本コーナーをちょっと探してみたところ、これが全然見つからない。カブトムシの本はあるのだ。しかし、荷物や台車を引っ張るカブトムシのイラストや写真がほとんど出てこない。

荷物を牽かせるのは生き物の虐待につながるということで御上の指導が入ってしまったのだろうか。高野素十が見た光景は、現代の中学生にはよりわかりづらいものとなっているみたいだ。

田舎で暮らしていた子供の頃、セミ捕りはしたけどカブトムシ捕りはしなかった。野生のカブトムシがいなかったためである。したがってカブトムシはお祭りの縁日で買うものだった。都会のデパートで生きたカブトムシやメダカを売っていると聞いたときは、何でそんなところで売るのだろうと不思議に思ったものだったが、やがて近くのホームセンターなんかでもカブトムシが売られるようになり、お祭りの日を待たなくてもよくなった。

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今ではホームセンターやショッピングセンターでカブトムシが売られていたり、プレゼントの景品にされたりしていても全く疑問に思わなくなってしまった。

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しかし、これには大いに疑問を覚える。野菜に水をあげることがイベントとして成り立っているとは!

ヤマモモと桜の実

赤豆絞り

妻がJAでヤマモモを買ってきた。ヤマモモを食べるのは人生初の体験である。

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口にしてみると、初めてなのにどうもこの味に覚えがある。しかも、それほど遠い記憶ではない。

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これだ。庭に植えてある桜、「ふくいく」の味だ。うん、とてもよく似ている。

実は前回食べた桜の実があまりに茫洋とした味だったので、あの後、もう少し熟したやつを再チャレンジして食べてみたのだ。結果は同じで、やはり甘味も酸味も足りない。しかし、まあ、ヤマモモによく似た味だと思っておけばいいのかと、それはそれで納得した次第。

ミケケ出現から1年

三毛猫

ミケケ

三毛猫ミケケがうちの庭に現れてから今日で丸一年である。

ミケケ1歳

ミケケはもともと小柄な方なのだが、一年も経てばやはりそれなりに成長している。

ミケケ1歳

ミケケがいつ産まれたのか知らない我々ではあるが、初めて出会った日ということで、いわば今日がミケケの誕生日のようなものである。そこでいつもの黒缶に猫用チーズを乗せ、猫用スープをかけたスペシャル朝ごはんを供した。ろうそくに見立てた猫用ジャーキーと猫用カニカマで記念日を演出した入魂の一皿。

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……何ら感動した様子を見せず、ただモクモクと食いおる。非常にムカつく。

ミケケトイレ

食べたらすぐ出す。まあ、健康そうで何よりだ。

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最近、三毛猫グッズを見つけると衝動的に買ってしまいそうになる自分がいる。傍から見れば身の毛もよだつほどの気持ち悪い人間に思えることだろう。しかし、心配には及ばない。

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当の本人がそんな己を背筋も凍るような気持ち悪い人間だと自覚しているため、今のところ、すんでのところで購入を思いとどまっているのだ。故にまだ不審者情報にリストアップされたり、通報されたりしないで済んでいるのだが……。

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すいません、嘘つきました。このメモ缶は誘惑に抗しきれずに買ってしまったのだった。現在、娘が時折使用中。

手首にケガ

豆絞り

娘が左手首に包帯を巻いて登校。ざわつく部室。

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「悩みは抱え込まずに相談するんだよ?」
「何かあったら何でも言ってね」

いろいろな人に優しく声をかけられたそうだ。

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犯人はこいつである。
単にこいつにひっかかれただけなのであった。

担任の先生に包帯を見つけられ、
「リストカットじゃないですよ」
と釈明したのだが、そのときあまりに抑揚のない調子で言ったため、
「いや、わかってるけどさあ」
と、心配そうな表情だったそうだ。

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騒動の発端であるこいつに反省の色は全くない。

桜の実がなっているではないか

赤豆絞り

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む?おっ、おおっ!
3月末に花を咲かせた桜、「ふくいく」に実が付いている!

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植えてから何年にもなるが、実ができたのは初めてだ。いい色してるねえ。

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大きさは1円玉よりひとまわり小さいといったところか。いやいや、大きさは問題ではないんだ。大事なのは味だよ、味!

口の中に入れる。あ、種は無い……。味は……味も無い。少し渋みとえぐみを感じるのだが、甘味も酸味も全く無い。実は食べられるということで植えたのになあ。いや待て、確かに食べられるので嘘をつかれたわけではない。美味しいなどとは誰も言っていないもんねーと開き直られればそれまでなのだ。しかし悔しい。涙がとめどもなく流れて足もとに水たまりができた。そしてその涙は川となって、山を下り、谷を走る。野をよこぎり、畑をうるおし、よびかけるよ、ワタシに。ホイ!

「まあ、美味しかったらとっくに鳥が食べてるよね」

妻の言葉は正鵠を射ているだけによけい悔しい。

メーデー

豆絞り

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大統領選を控え、国政をめぐる世論が高まるフランス。そのフランスのメーデーの集会において暴動が発生したという。何とも物騒な話ではあるが、日本ではこういう事件が起こらなくなって久しい。労働者の意識自体が低下してしまっているのかもしれない。ワタシも労働者の一人ではあるものの、メーデーの集会には参加したことがない。いや、それどころかメーデーの集会とはどんなものか想像したことすらない。

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「開会に先立ちまして、主催者を代表しまして、委員長のミケケより開会のあいさつを一言申し上げたいと思います。それではミケケ委員長、よろしくお願いします……。」

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……どうも想像力と労働者の自覚の両方が足りていないようだ。

夜明け前

三毛猫

ミケケ1

まだ夜が明けきらぬうちからニャーニャーうるさい。

ミケケ2

まだ夜が明けきらぬうちからニャーニャーニャーニャーニャーニャーニャーニャーうるさい。

ミケケ3

もう少し穏やかな朝を迎えさせてもらえないものだろうか。

オレガノ

豆絞り

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ウチの庭にあるオレガノは料理用のものである。

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もっとも年がら年中イタリア料理を作っているわけではないので、実のところそんなに使う機会はない。でもこのオレガノ、自然にこんもりとしたドーム状にまとまり、夏には花も咲かせるので、観賞用としてもなかなか優秀なのだ。

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数年前にポット苗を植え、うまいこと根付いて現在に至るというわけだが、枯れ茎が詰まってきてしまって、葉の出方がまばらになってしまった。そろそろ株の更新時だ。

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シャベルで掘り起こしてみると、根がしっかりと張り巡らされていて、なかなかの重労働。

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掘り起こした根からは強いオレガノ臭がした。

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株を分ける作業の方がむしろ簡単で、スルメを裂くような感じでベリベリとむしって分ける。株元にはダンゴムシだのワラジ虫だのが潜んでいるので、嫌いな人は要注意。

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さて、見事再生してくれるだろうか。

外灯交換

白い家

これはウチの外灯である。この外灯、つい先日まで2つあるハロゲン電球が2つとも切れていた。

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交換せねばならぬということは十分承知していても、何しろこの高さなのでホイホイと簡単にできるものではないのだ。

交換するとなると、ワタシがやるしかないのだろうが……。いや、高いところが得意なやつがまだいた!

登場

おまえ、ちょっとあそこの外灯の電球を交換してきてくれない?

無理

猫の手は全くあてにならいので、結局自分でやることにした。まずは近くのホームセンターで脚立をレンタルする。

脚立

料金は1日1000円。でも借りる日にそのお店で何か別のものを買えば500円。脚立なんて自分で買ったとしてもしまっておく場所が無いから、こういうサービスは本当に助かる。

取り替え

安全のためヘルメットを装着していざ交換。脚立に乗って作業をするときのコツは、常に体重を前方にかけるようにすること。体を後ろに反らしたりすると脚立が浮き上がる。

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電球の交換のついでに屋根のガラス板も拭いてきれいにした。

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ハロゲン電球よりも寿命の長いLEDにしようかとも思ったが、それなりに明るいものを探すと結構高い。それに、このカバーに収まるのかどうかもいまひとつわからなかった。今回はハロゲンのままにしておいて、次の交換のタイミングで再度LEDを検討しようと思っている。

不満をぶつけてみる

三毛猫

しかし毎日毎日、食っちゃ寝、食っちゃ寝で……。ヒヨドリを追い払うこともできないくせに。これからは自分の食い扶持くらい自分で稼いでもらおうかな!

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世の中にはモデル猫として活躍している猫だっているんだぞ!

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おまえ、ご近所さんやママ友からは結構かわいいとか美人とか言われてるんだがな。

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まあ、こうして改めて比較してみると、モデル猫は無理かもしれん。だが、しかーし!家計を助ける術ならば他にもある。

何か、こう、芸みたいなものを持っていないのか?うまくいけば一山あてられるかもしれんぞ。ちょっとやってみろ!

ミケケ承諾

ほう、持ちネタがあったのか。

一発芸むきえび

ああ、そういう形態模写的なやつは……どうなのかねえ。

ミケケ得意げ

なぜ達成感を醸し出してるのかは知らんが、今のは見る側の想像力を過度に要求するんだよ。もう少しわかりやすくて、かつインパクトが強く、皆が納得するようなのが欲しいんですけどね。

ミケケ不興

はい、やり直し。

一発芸なまこ

ごめん。もういい。

再び、ふくいくという名の桜

桜

庭に植えてある「ふくいく」という名の桜。これまでは年に数輪しか花を咲かせてこなかった。しかし、去年の夏に大量に骨粉を施した甲斐あってか、今年は……おっや〜、たくさん蕾がついているじゃないか〜。しめしめ。

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去年までとは明らかに様子が違う。大体いつも葉が先に出てしまっていたのだ。

ふくいく

やがて開花。ポツポツと咲いてポツポツと散っていく。ソメイヨシノのような潔い咲き方、散り方とは異なり、少しはかなげな感じである。山桜っぽいとでも言うのかな?

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なので、ちょっとスカスカしているけれど、これまでの不甲斐なさから比べたら上等だ。今年も骨粉をまいたら来年はもっと密に咲いてくれるかもしれない。

このふくいくという桜は実が食べられるという。もともとそれが目的で植えたのだ。だからもちろん人工授粉もやった。あとは天命を待つのみ。

ヒヨドリ

そうしたら何と、今朝窓の外を見たらヒヨドリが桜の花を食ってるではないか!があああっ!

ミケケ!おまえ外に出て行ってひと暴れしてこい!

ミケケ

その爪の切れ味を存分に見せてやれ!不埒なヒヨドリに正義の鉄槌を下すのだ!

寝るミケケ

このポンコツ!!!!

えさねだり

三毛猫

最近、ワタシが晩ご飯を食べているときに、ミケケがニャーニャーニャーニャー鳴きわめく。自分も何か食わせろということらしい。

今日は椅子の下から鳴き声がする。覗き込んでみると尻尾しか見えない。だが、その尻尾にすら並々ならぬ殺気がみなぎっている。

えさねだり0

まずい、目が合ってしまった。

えさねだり1

おまえは晩ご飯をもう食べているだろう、それに人間の食べ物は猫は食べられないぞと毎晩言い聞かせているのだが、

えさねだり2

全く意に介していない。

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自分は人間だと思っているのだろうか。いや、逆にワタシを珍種のネコ科の動物と思っているのかもしれない。

三枚の絵

豆絞り

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JR恵比寿駅と恵比寿ガーデンプレイスとをつなぐ長い回廊、恵比寿スカイウォーク。

恵比寿

最近、その恵比寿スカイウォークから3枚の絵が消えた。上の写真の手前に写っているのがそのうちの1枚だ。それらの絵は、若い男女が恵比寿ガーデンプレイスで映画を鑑賞し、買い物に興じて、食事を楽しむという情景を映画の絵コンテ風に表現して、大人の街恵比寿ガーデンプレイスの魅力を伝えるというコンセプトで描かれたものである。

そんな内容ならば別に取り払うこともなかったのに、なぜ忽然と姿を消してしまったのか。実はこの3枚の絵には世の風紀をみだし、人倫にもとる恐ろしい内容が秘められていたのだ。身も震え上がるほどの恐ろしい内容が…!では、絵を1枚1枚検証してみよう。

まず1枚目。
(シーン03)
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ゆったりとした上質なシート
上映前くつろぐ二人
世界から選りすぐりの(文化の薫り高い)映像作品
女:「みんなで一緒に孤独になる映画館のあの感覚が好きなの。」

続いて2枚目。
(シーン27)
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ヒロインに刺激を受けて。ちょっと冒険した服を試着。
とまどうような、でも、うれしいような表情。

3枚目。これで最後。
(シーン42)
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映画を観たあと レストランでの上質な食事
女:「自分のことを話すより、映画の感想を語り合うほうが、お互いがどんな人か、分かり合える気がするの。

この女の行為が問題なのである。いや、確かに自意識過剰気味で芝居掛かった言動が鼻につくのだがそこ自体は問題ではない。あらためて3枚の絵を見直してほしい。お気づきになられたであろうか。

別人

いつの間にか相手の男が変わっているのである。そんなことでお互いがどんな人か分かり合えるはずないだろー!!

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マウスカバーを作る

ねずみ

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マウスに手の汗や脂がついてしまうのがどうも嫌だ。自分だけで使う分にはまだいいのだが、何かの機会に他の人がワタシのパソコンをいじるときには本当に申し訳ない気持ちになる。

そこでマウスカバーを作ることにした。

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まず、マウスカバーの型紙を作る。こんなものはパワポで雑作もなくできる。ひょひょいひょい。

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次に100均で階段の滑り止め用の吸着マットを買ってくる。

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型紙を吸着マットの裏側に貼り付け、

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型に合わせて切り抜く。

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これをマウスにぺたっと貼ってできあがり。

素晴らしい。ドクター・テンマも目を見張るほどの手際の良さも見事であるが、このデザイン、流れるような曲線の妙、これはもはや至高の域に達していると言っていいだろう。来月あたりMOMAから展示のオファーが来るに違いない。それなのに、なぜワタシの周囲の人々はこれをやれアブラゼミだ、やれ三葉虫だと侮り、蔑むのであろうか……。

女子力

お菓子

娘がバレンタインのお菓子を手作りしている。いわゆる友チョコというやつなので、この通り堂々と作っている。

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娘は割と料理や手芸が好きなのだが、周囲からは意外だと思われているようだ。学校でちょっと針と糸を出してほころびを繕ったりしていると、「女子力!女子力!」と世紀の大発見のように驚かれるという。まあ、確かに黒の服をやたらと好み、柄物といえば迷彩柄くらいというファッションセンスなのでアンビリーバボと叫びたくなる気持ちもよくわかる。されど女子は女子。今回もその女子力とやらを如何なく発揮し、スノーボールを126個、あっという間に作り上げた。

作っているところ002

その技量も大したものだが、もっとすごいのは作業時間中ずっとペラペラしゃべり続けていたこと。ワタシに言わせればこっちの女子力の方がハイレベルだ。

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余った生地と余った女子力でこれを作ってくれた。妻と二人で分けて食べた。

星座のシェードランプ

星座

娘が技術の時間に作ったというシェードランプを家に持って帰ってきた。

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光源は蛍光灯、これにペットボトルをかぶせる。

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そしてカバーを装着する。

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このカバーには星座の形になるようにハトメがつけてあり、ハトメとハトメの間に白い糸が縫い付けられている。

2学期の初めに「うちにハトメある〜?」と聞かれたので、工具箱の奥に眠っていたハトメを全部出した。それを学校への持ち物に加えている様子なので、何に使うのかと尋ねたら美術で使うという。しかと心得た、ならば人前で出しても恥ずかしくないものにしなければならない。

家にあったハトメはおそらくは十数年前に買ったもので、すっかりくすんでいた。ワタシは娘のいない隙を狙って、ハトメを奪い取り、それをクレンザーとともにビニール袋に入れてジャラジャラジャラジャラと降り、まばゆいばかりの金ピカに仕上げた。なぜ娘のいない隙を狙ったのかというと、正攻法でいくと「え〜いいよ〜そんなことしなくても〜」と断られるからである。ワタシはいらぬおせっかいを焼くことに関しては東洋一であると自負している。ちなみに西洋一はMicrosoftのWordではないかと思う。

しかし、こうして見ると数ヶ月も経てば元のくすんだ色に戻ってしまうのだな。

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点灯すると、あ、なるほど〜こういうのを狙ったのね〜、ちょっとしたプラネタリウムみたいだ。ハトメが全部同じ大きさなので星の明るさの違いは表現できないけれど、星座の形はかなり正確に作ってある。眩しくはないので常夜灯みたいにして使うといいかもしれない。

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む……。来たな……。

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なめるなー!

濡れるのではないだろうか

波紋

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オープンホースね……。ホースがオープンというのは謎であるが、水が噴き出しそうではある。
見るだけOKというから、そのホースとやらを見てもよかったのだが……。

大人気ないのでやめた。

恵方巻

大豆

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今日、同僚と昼飯に行ったら、お店の人が「節分ですので……」と鬼打豆をくれた。

「珍しいサービスだよね……」
「帰って会社の気に入らない人にぶつけたらどうですか?」
「滅多なことを言うもんじゃない!そんなこと軽々しくできるものか!」

そうだ、軽々しくやってはいけない。やるんだったらエアガンとかに詰めて殺傷能力を高めてから……。

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家に帰ると、「節分なので……」と恵方巻きが出てきた。今年のラッキー方位を確かめてから無言で食べる。

妻「今日さー、○○さんがさー」
私「……(控えよ、ワタシは今、恵方巻きを食べているのだ)」
娘「ねえ、とーちゃん、ここなんだけどさー」
私「……(控えよ、ワタシは今、恵方巻きを食べているのだ)」

ミケケ

私「……(控えよ、ワタシは今、恵方巻きを食べているのだ)」

ミケケ

私「……(控えよ、ワタシは……)」

ミケケ

私「やかましい!!

飛び散る飯粒。
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